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2024年3月31日日曜日

カブのチューブレス化。

 みなさまごきげんようw

いやー、暖かくなってきてマジでゴキゲンですよホント。

言うても天気悪い日が続いたりで、ロクに走れないどころか

作業完了車両のお渡しも先延ばしになってしまう始末で

ホント異常気象かよって感じですな。

まぁ2月中でギリギリお渡し予定の車両を無事に納車できたので良しとしましょう。

本日はほぼ新車なのにウチであれこれいじらせてもらっているスーパーカブ110。

パンクのリスク回避の為チューブレス化したいとのご依頼です。

たしかに、チューブレスだとパンクしてもどこでもスグ直せますから。

実際、現行のJA59はキャストホイールにチューブレスタイヤですしね。

もちろんチューブタイヤにも低圧でも衝撃に強かったり

ホイールが歪んでても空気が漏れないというメリットがありますが

一般的な使用で空気圧管理をキチンと行っていればチューブレスで必要十分ではあります。

チューブが入っていない分軽くなりますしね。

と、言いつつ私のジムニーにはわざわざ重いラリーチューブ入れてますけども。


オーナー指定のタイヤはVeeRubberのホワイトウォール。

このタイヤ、値段がスゲー高いっす。

それでいてビードの精度とか、細かい造りはイマイチ、、

ただカブのサイズでホワイトウォールっていうのはコレしか無かったんですなぁ。

普通にキャストホイールに組むならまだしも

スポークホイールのチューブレス化加工でキチンとエア圧を保持できるのか

微妙に不安です。


スポークホイールのチューブレス化においてはOUTEXさんのキットを使います。

元々はスーパーバイカーズとかターミネーターズの連中がやってた印象なんですが

今やキチンと商品化されてラインナップも多種多様なんですな。


早速チューブレスキットを組んでいきますが、コレが超大変w

初めての施工な事もあって一本あたり3時間くらいかかってしまいました。

リアはリム幅があるのでまだ良いですが、1.40のフロントはかなり厳しいクリアランスです。

内容的には強力な両面テープでニップル部を密閉して保護シートを貼っていく作業ですが

ビードの逃げを確保するとなるとホントにキワキワです。

セローなんかは一時期からリアをスポークホイールのままチューブレス化しましたが

ある程度細いリムの場合はあのリム構造じゃないと確かに難しいかもですね。


しかも組むタイヤがホワイトウォールなのでモノスゲー気を遣いますですよ。

因みにホワイトウォールやホワイトリボンはクレンザーと亀の子タワシで掃除すると

保護剤の青いのも取れるし常に綺麗に保てます。


あと気になるのはチューブ仕様のリムにチューブレスタイヤという

ビードの密着性の問題ですかね。

ビードシーラーを使えば解消するんですが、ホワイトウォールとなるとちょっとね、、

実際、エア圧が低くなるとビードからのエア漏れは確実に起こると思います。

こういったイレギュラーな組み合わせとなると

エア圧管理はチューブの時よりもっとシビアに行うのがベストです。

私的にはエア圧規正は2週間に一度は行ってもらいたいという考えなので良いですが

その辺ズボラな人はチューブレス化は考え直した方かと。

特にカブの場合は。

まぁJA07のどっかの仕向け地用のキャストホイールを組めばその辺も解決なんですが

まぁアレはアレでデザインがねぇ、、

JA59のキャスト使うとディスク化しなきゃならないし。

まぁアレだ、何するにしてもアレコレ考える事は多いよなってところですわな。


そいでもって今回はUSB電源の取り出し箇所設置も承りまして。

こんな時のために配線弄った際にIG+とアースの線を1系統用意していた私は偉いw

変圧器も何とかフロントカバー内に収める事ができて一安心です。

そういや昔はバイク買ったらブレーキホースをステンメッシュに変えて

ミラーをナポミラにしてウインカーをヨーロピになんてノリでしたが

今や最初に何するかっていうとUSBとかスマホホルダーとかグリップヒーターなんてのが

それらにとって代わってるというか、下手すりゃオプション設定があったりするんですな。

まぁ時代ですわ。


まぁそういう時代遅れ野郎の戯言はさておき、確かにホワイトウォールはお洒落ですな。


車体の配色をより際立たせたいというオーナーの意図にも確かに納得です。


まぁ私みたいな非オシャレ人間からすればタイヤはしっかりグリップして

パターンがカッコよければ黒くて全然OKなワケですが

確かにコレはコレで良いっすな。

オーナー様にも大変気に入って頂けて良かったぜってなところです。

4月もボチボチ作業入っておりますので

何かご入用でしたら今のうちにご予約お願い致しますという毎度の締めくくりでさらば!








2023年8月28日月曜日

JA44スーパーカブ110バーハン化。

 みなさまごきげんやす。

というかご無沙汰です。

1ヶ月くらいサボってしまいましたですな(汁

写真撮る間もないスパッと作業が多かったのもありますが

8月はイベントや用事も重なって大忙しでした。

お盆すら休んでませんのでね、、9月のどっかで休みたいです。


で、本日はこちらのまだ新車の匂い漂うJA44スーパーカブ110です。

この型になって姿形が往年のカブのスタイルに戻り

エンジンも110でパワフルで燃費も良い。

いやー、良いバイクですねぇ。


まだ新車の匂い漂うのにいきなりフロントまわり全バラですな。

通勤用に新車購入したものの、腰を傷めてしまったらしく

腰に負担のかからない高めのバーハンドル化をというご依頼です。

ベースがほぼ新車という事もありますが

オーナーのご希望は品質の良い部品を使って綺麗に仕上げたいとの事です。


よってトップブリッジはワールドウォーク製をセレクトされました。

アルミ削り出しのブラックアルマイトです。

レッグシールドとの相性も良く、JA44のバーハンドル化にはオススメですね。

JA44に関してはワールドウォークでバーハンドルキットとして販売されていますが

今回はライトステーとメーターは不要なのでバラで購入しております。


ハンドルバーはロボハンが良いという事でアルキャンハンズ製。

グリップはナイスのマーブルを車体色同様に青白で。

カブのシルエット的には低めのハンドルが似合いますが、ここはポジション優先でいきます。

で、こういう高さのあるハンドルをセレクトすると

純正のケーブルでは長さが足りません。

JA44のロングケーブルはどこにもラインナップがなく、、

最悪オーダー製作かと思いましたが

スロットル、ブレーキともに純正流用でクリアしました。

スイッチとレバーホルダー、ミラークランプは

ワールドウォークで用意されているキット物ですが

これらも純正流用でよかったかもですね。


メーターは安物ではなくACEWELLの多機能メーター。

20年前にGB400で使ってたのと同じヤツだな。

一般的にバーハンドル化すると燃料計が失われてしまいますが

このメーターだと燃料計だけでなく時計やタコメーターやトリップメーター

その気になれば油温計まで装備できるので確実にアップデートになります。

オドメーターも任意設定可能ですしね。

まぁこのメーターを使うと作業的にはチョイ面倒になるんですが。


ともかく配線を接続しまくって、レッグシールドやフロントカバー内に収まるように

取り回しなどもしっかり検討してまとめていきまして。

インジケーターを作動させるべく配線も解析していきますが、、


インジケーターは個別配線じゃなく基盤にぶっ刺さっておりまして。

ウインカーに至ってはウインカー電源線で制御していますし

ジェネレーターからの配線やら何やらややこしく

おまけに全てマイナスコントロールです。

これが個別にアース線のある安物メーターや外部インジケーターにするのであれば

±を逆接続すれば良い話なのですが

ACEWELLのメーターの場合マイナスコントロールはNランプのみで

尚且つインジケーターのアースはメーター本体と統合された一本のみなので

メーター内のインジケーターランプの中でもFIとハイビームは使えませんの刑、、

※ウインカーはスイッチから直でプラスが取れるので使えます

リレーを組むなどして対策はできるのですが

いかんせんスペースが全然無いので

今回はハイビームインジケーターは無し、FIランプは別で取り付ける事にしました。


配線もなるべくカプラーオンで仕上げるつもりでしたが

ハンドルのスイッチに直接カプラーが挿さるようになっていまして

使われているカプラーがまた独特で、矢崎や住友でもラインナップが無い??

 3ピンのものは何とかオスメス探せましたが4ピンのオスは見つからず。

どうも中国とかあっちの規格物のようで、うーん何かと面倒ですな現代車。


配線は何とかフロントカバー内に収める事ができますが

だいぶスマートに処理してもパンパンです。


FIランプは故障診断に無くてはならないのですが

スペース的に厳しいのでライトステー取り付け用のネジ穴を利用して

こういうスタイルで取り付けてみました。


間接照明っぽい雰囲気です。


フロントカバーを何度も装着して干渉が無いか確かめております。

ハンドル操作の度に擦れてるとすぐに切れちゃいますからね。。


で、ヘッドライトはキットのステーを使うとハンドル前になりますが

オーナーのご希望はフロントカバーの前でして。

実際にこの位置に取り付ける例はあるようなのですが

よくよく見ているとフォークカバー固定のM6ボルト一本で固定する事が多いようで

それでは光軸も調整できませんし強度的にも不安すぎるので

両サイドから足を伸ばす形でライトステーを製作。

ウインカーはリアウインカーと意匠を揃えるべく郵政カブ純正で

ヘドライトケースも同じく郵政カブ。


ここもM6ボルトなので微妙に不安ですが

ライトステーはその辺も考慮して可能な限り軽く作りまして。

言うてもココはフロントキャリアにも使うので問題ないと思います。

LEDで軽いですしね。


純正の大きなウインカーでハンドルフルロックでレッグシールドに当たらないように。


錆び止めしてウレタンブラックで塗装すれば完成です。


乗車姿勢はもう直立しまくりで

腰に全く負担がかからねーっす( ´ ▽ ` )

オーナー様にも喜んでいただけました。


ミラーはとりあえず純正を下向きで。

スペースが狭いのでこれ以上下げるとハンドル切ったら足に当たります。

バーエンドミラーとかピープミラーが良いかもですね。


さすがにちゃんとしたモノを使っているのでパリッとしております。


これで腰を労って通勤してくださいまし🎶

まぁ現代車で色々ややこしい面もあったりしましたが

JA44に関しては流用可能なロングケーブルも見つけたし

配線含めてバーハン化のノウハウが構築できましたので

高品質なパーツを使ってバチッとバーハン化されたい方は

お気軽にご相談くださいませ。

安くはないですが費用対効果の高いバーハン化が可能です。


ではさらば!